粉体塗料トラブルシューティング

1 ピンホール(発泡)
状況 塗装塗膜の表面に針でつついたような細かい穴ができる現象。
原因   対策
鋳物、亜鉛メッキ材、アルミダイキャストのように素材に巣穴がある多孔性の被塗物からの発泡のため。  あらかじめ被塗物を空焼きするか、溶剤もしくは粉体プライマー等を塗装する。
錆び、ゴミ等の異物の付着のため。  異物除去を徹底する(防錆等)。

異種塗料(粉体塗料)の混入のため。
表面張力の異なる塗料粉末が微量でも混入すると起こりやすい。

色替え時のブースと供給循環装置の清掃を徹底する。
同一作業場内でのタイプの異なる粉体塗料(特にアクリル系やハジキ剤を使用した塗料)との併用を避ける。

過剰な膜厚を着けたため(塗料によってはワキ、脱泡不良による泡が生じる時がある)。  塗料メーカーの推奨膜厚を守る。
塗膜内に空気を取り込んだため。  温度上昇カーブを確認する。
なるべく温度上昇を遅くする。
脱脂不良による被塗物表面への油分等の残留のため。  脱脂薬剤の濃度、温度、噴霧圧、処理時間の管理を徹底する。
塗装前に塗料が反応を起こしてしまったため(ex.ブロッキング等)。  塗料の保管条件と保管期限が超過していないかをメーカーに確認する。
焼き付け乾燥炉の温度が高すぎるため。  炉内温度の低下または、炉内時間の短縮を図る。

ピンホール
ピンホール


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